Friday, October 24, 2008
正義の味方(せいぎのみかた)
登場人物
中田容子(なかた ようこ)
本作の主人公。姉・槇子の一番の被害者で、いつも彼女に虐げられこき使われ、何かと不幸な目に遭っている女子高生。だが、そんな姉のおかげで、明るく前向きで打たれ強い性格に育ち、憧れの男の子・陸とも徐々に距離を縮めている。幼い頃、色白でぽっちゃりしていた事から、未だ槇子から「クマ子」と呼ばれている。神経質で緊張するとお腹をよく壊す。高校卒業後は大学に進学した。
良川槇子(よしかわ まきこ)
旧姓:中田。容子の姉。有名私立大学を首席卒業後、政務省に通うエリート官僚。「一日一悪」がモットーで人を虐める事が大好き。更に極めて欲深く自己中心的で計算高い、まるで悪魔の様な性格。しかし、そんな悪事が何故か周囲に幸せをもたらしている(本人に善意は無い)事から「正義の味方」と呼ばれており、彼女の本性を知る者は少ない。後に、直紀と結婚して純を授かる。頭を下げるのはビル・ゲイツだけである。
良川直紀(よしかわ なおき)
東京大学を卒業後、中央省庁に勤めるエリート官僚。美形で性格も良く仕事も出来るが、恋愛に奥手で経験も乏しい。今まで順風満帆な人生を送っていたが、槇子に見初められてから、彼の人生に大波乱が訪れる事となる。槇子と結婚した後も良き旦那ぶりを見せているが、最近では妻の本性に気付き始めた模様。中田家と二世帯住宅を構え、容子の両親と同居を始める。息子、純が幼稚園に入る頃には槇子の性格を知りつつも円満な夫婦生活を営んでいる。
岡本陸(おかもと りく)
容子の同級生で、彼女にとって憧れの人でもある。学校一の美形で女子からの人気は高い。容子とは教科書の貸し借りで知り合う。その後、姉・槇子の悪事や趣味を聞いて面白がる反面、容子のことを気になり出す。知佳と付き合っている。
森山知佳(もりやま ちか)
陸の幼馴染で恋人。美人だが性格が悪い事から、男子にはモテる反面女子には嫌われている。独占欲が強く、陸と親しい容子を恋敵と見なし、殴った事もあったが、いつしか自分のことを真剣に考えてくれる容子に心を開き、半ば一方的な親友関係を築いている。
中田五郎(なかた ごろう)
(原作)マメで優しい父親。一度は体を壊すも、槇子のおかげで一流病院で治療を受け全快。その後も槇子の恩恵(妹いじめ)を受け役員に昇進。二世帯住宅を新築する。妻春子には贈り物を送るなど夫婦円満。
(ドラマ)容子と槇子の父親で、サラリーマン。お人好しだが、会社での昇進もままならず、家でも妻・春子の尻に敷かれている。しかし、妻への愛情は誰よりも強いと自負し、娘達にも優しく接し、たまに家族で外食する事もある。容子とこっそりコンビニでアイスクリームを買っては一緒に食べている。
中田春子(なかた はるこ)
(原作)優しくおおらかな母親。いつも槇子にいじめられる容子をなぐさめる。一度は更年期障害を患うものの、孫のため全快。血圧は高め。何だかんだで槇子に使われているが本人は気付いていない。
(ドラマ)容子と槇子の母親。天然かつ前向きな性格だが、時たま爆弾発言をする事もある。出来が良い槇子を誇りに思っている。彼女の本性は知っているが、いつも彼女に虐げられている容子の不満には「出来る姉を持った妹の愚痴」と思い込んでおり、ある意味鈍感。それでも彼女を明るく励ましている。
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